「 君の消えた日 」

 君に逢えないと知った
  理解は出来なかった
  ただ溢れる雫が
  灰色のカーペットに落ちるだけ
  耳をつんざく泣き声は
  気づけばあたしのものでした
  
  君に逢えないと知って
  やっと理解して
  更に溢れる雫は
  頬の温度より高かった
  指先は冬の温度みたいで
  でもきっと
  君の手のほうが冷たかったのでしょう
  
  君の居場所は知らなかった
  もう知れないと理解した
  君に逢う方法は知っていた
  なのに怖かった
  君の居ないこれからも
  あたしが居なくなる想像も
  だから知らないふりをした
  理解できないふりをした
  
  ねぇ
  あたしはズルイですか?

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